子どもの学ぶ環境を作る
仕事で人材育成に携わったり、大学院で学んだりしてたので、ちょっとぐらい育児にも生かしたいと考えてきました。
その一つとして学習環境デザインを心がけています。学習環境デザインとは、主体的な学習を目指して、学ぶ人の環境を「活動」「空間」「共同体」「人工物」という4つの要素に分ける。学ぶ人に合わせて、この4つの要素を組み合わせながら環境をデザインすることです。(おっ、たまにはちょっと専門的な話)
今日は息子の学習環境デザインについての話。
まず、スタートは息子の観察です。何に興味を持っているのか、どんな活動が好きなのか、など。
息子は動物が好きなんです。レゴを買ったら、レゴを組み立てるよりも動物に興味津々。
それを見た私は、自分も欲しかったスミソニアン協会の地中博物大図鑑(人工物)を購入して、一番長く過ごすリビング(空間)に置いておく。
レゴの動物を手に取ったら、図鑑を広げて私が息子と一緒に(共同体)レゴの動物と図鑑の動物が一緒だと教えてあげます(活動)。
こんな感じでデザインしました。
地球博物大図鑑は1歳の子どもが読むレベルのものではないかと思いますが…。
今では、一番好きな遊びがレゴやパズルの動物を持って、図鑑の動物に重なることです。
最近では自分で図鑑を開くようにもなっています。
最近の驚きは、テッドをクマの場所に置いたこと。
よく繋げたと褒めてあげました(笑)