YouTubeからの脱却
6月に購入したテレビはandroid TV内蔵のためワンタッチでYouTubeが観れる。
息子はそのYouTubeにはまってしまい、家に帰るとテレビを指しながら「ガオー」とな「アンパン」と叫びながらテレビでYouTubeを見せろとせがんでくる。
時には自分でリモコンを押してテレビをつけようとする。
次々と出てくる様々なコンテンツが刺激的だったんだと思う。
親としては正直楽だった。
テレビを見てくれているときは、家事だけでなく自分のこともできるようになった。
段々とYouTubeだけを見るようになり、「おかあさんといっしょ」も興味を示さなくなっていった。
おもちゃで遊ぶ時間も短くなっていった。
そろそろマズイな…と思い始めた頃、
外出好きだった息子が「いかない。いかない。」と言うようになった。
YouTubeを観てたいらしい。
それを見て、妻で相談して一切YouTubeを断つことに決めた。
息子に「壊れてしまって、観れなくなってしまったんだ」と伝えて、どんなにせがまれても観せなくした。
1日ぐらいは怒ったり泣いたりしてたけど、しばらくすると何も言わなくなった。
YouTubeを脱却してからの息子の変化は目覚しいものだった。
・話す言葉が多くなり、笑うことも増える。
・泣いたり怒ったりすることが減る。
・家にあるおもちゃやシールブックなどで遊ぶ時間が増え、それに伴い親と関わる時間も増える。
・外出することへの抵抗が少なくなる。すぐに切り替えができるようになる。
子育てにおいてYouTubeを全否定するつもりは毛頭ないけど、親子間のコミュニケーションを阻害する可能性があることは留意すべきだと思った。
親子間のコミュニケーションが減ると子どもの情緒はやや不安定になるし、何より笑顔が減る。YouTube見ながら笑わないからね。
YouTubeはテレビと違って時間の区切りがないから親はテレビ以上に気をつけた方が良いと思いました。
ただ、世界のことを知れるコンテンツでもあるから、もう少し大きくなったら上手く使えるような工夫もしたいですね。